なぜ小規模企業にサーバが売れるのか? 1/3

株式会社リステック:高瀬 昇幸

企業の大小を問わず、事業所におけるインターネットの普及率は、ほぼ100%であるが、ネットワーク上にある様々なサービスを運用管理する設備環境には大手と小規模事業所では、大きな開きがある。この問題を克服し、小規模事業所でも大手同様の設備環境を提供するべく、奔走しているのが株式会社リステックの高瀬氏だ。

取材・執筆 / 編集部

◆ 大企業と中小零細企業の間にあるネット環境の格差

大企業が自社でネットワーク上のサービスを運用管理する際は、自社サーバを構えるか、もしくはクラウドサービスを利用し専任の担当者がそれを管理するというのがごく一般的だ。

中小零細企業に最適なサービスを…

中小零細企業に最適なサービスを提供したいと話す高瀬氏

一方、経営資源に余裕のない中小零細企業では、大企業と同じようにネット環境はあるとしても、専任者の確保はおろか自社でサーバを構えている企業は少数だ。統計によれば20人未満の事業所におけるサーバの導入率はおよそ30%と言われているほど普及率が低いのだ。

経済的余裕が少ないほかにも、中小企業経営者の多くは、サーバの必要性をしっかりと認識していないということも挙げられる。高瀬氏はそこに着目し、中小零細企業でもネット環境の最適化を目的とした自社で運用管理可能なサーバを提供をする事は、ビジネスモデルとして成り立つと確信した。

◆ 中小企業向けサーバが誕生したもう一つの理由

中小企業向けサーバを販売しようと思ったのには、もう一つ理由があった。高瀬氏は24歳でオフィス通信機器販売会社に入り、以来ずっと中小零細企業を相手にする通信機器販売業界に身を置いている。

お客さまやお取引先さまに最適な提案を…

お客さまやお取引先さまに最適な提案を常に考えている

オフィスで必要な機器はほぼ整い、どこのメーカーも、どこの販社も、差別化を可能とする新しい商品の開発や販売に躍起になっている。そういった背景を肌で感じていた高瀬氏は、

サーバが中小零細企業に普及していない状況と合わせ、メーカーや販社は必ずやリステックサーバーに興味を持ち販売してくれるであろうと考えたのだ。

2 3 Next